三菱マテリアル 6月30日、バリをテーマに切削アカデミー「実験コース」を開催
三菱マテリアル加工事業カンパニーが開催する、切削加工技術者育成を目的とした研修“切削アカデミー”に2017年度より「実験コース」が追加されることとなった。
切削アカデミーは、切削工具メーカーならではの切削加工技術の基礎知識や応用、専門的な知識を学ぶ体系的な研修として、受講者から高い評価を得ているが、今年度は、従来のコース(弊紙第2625号で既報)に加え、実験を主とした切削現象を学ぶ研修「実験コース」を追加する。
6月開催の「実験コース」は、加工をする際に発生するバリの観察やその機構について実験を通して学んでいく従来にない研修で、切削現象を理解することにより、切削加工職場で生じる疑問を解決し、より高い切削技術を身に付ける。受講の申し込み受付は4月中旬より同社WEBサイト(http://carbide.mmc.co.jp/solution/purpose/education/training/academy)にて開始する。
また、切削アカデミーでは5月開催の「初心者コース」、6月開催の「応用ミーリング・ドリリングコース」「ターニングトラブルシューティングコース」などの受講者を現在募集中。
【「実験コース」開催日程等】〈コース名〉実験 バリコース(1日)▽〈開催日/場所〉6月30日(金)/加工技術センター(埼玉県さいたま市大宮区北袋町1―297)▽〈内容〉バリ生成のメカニズム、バリと境界摩耗の関係を実験から学び、バリを意図的に発生させる実験を行う▽〈受講対象者〉切削加工の実務者、生産技術者。
問い合わせは、同カンパニー開発本部加工技術センター切削アカデミー事務局、TEL048―641―4220、メールml-academy@mmc.co.jpへ。
ニュースソース:名古屋機工新聞 http://www.kikou.co.jp/