機械工具生産額見通しを上方修正 前年度比6.9%増
日本機械工具工業会は、11月2日、平成29年度秋季総会を開催した。総会では、平成29年度生産額改訂見通しを前年度比6.9%増の4737億8500万円とし、当初見通し(4581億8100万円)に対して3.4ポイント上方修正したことが報告された。
総会後は「平成29年度日本機械工具工業会賞」の表彰式が行われた。
総会では報告事項として、
①新規入会会員の紹介②『日本機械工具工業会賞』の発表③委員会報告(総務委員会、技術委員会、環境委員会、国際員会の報告)④その他報告(平成29年度上期収支報告、平成29年度生産額改訂見通し、EMO2017ツアー終了報告)が行われた。
その中で、平成29年度上期生産実績について、特殊鋼工具が459億88000万円(前年同期比2.4%増)、超硬工具が1584億3500万円(同6.7%増)、ダイヤ・CBN工具が121億8900万円(同6.2%増)、合計で2349億4300万円(同5.5%増)となったことが報告された。それを受けて、平成29年度生産額改訂見通しを当初見通しより156億400万円引き上げた。
内訳は、特殊鋼工具が937億4100万円(前年度比4.6%増)、超硬工具が3180億600万円(同7.7%増)、ダイヤ・CBN工具が246億6900万円(同7.4%増)。
ニュースソース:名古屋機工新聞(http://www.kikou.co.jp/)