8億円投じ新工場−工作機械生産を効率化 滝澤鉄工所
滝澤鉄工所は約8億円を投じ、岡山市北区の本社敷地内に建設していた、本社第5工場を完成し、稼働した。工作機械の生産を効率化する狙い。
主に国内自動車関連向けに、コンピューター数値制御(CNC)旋盤「TTシリーズ」を製造する。
新工場稼働により、本社工場全体の生産能力が20%高まる。ユニットを組み立てる2階を部品倉庫にも使用し、部品保管の外部依存度を下げコストを削減する。
第5工場は鉄骨造の2階建て。延べ床面積は約3100平方メートル。従業員は28人。部品センター棟と2階を通路で直接つなぎ、部品を効率的に供給してユニットを組み立てて、1階の完成工程に引き渡す。上下階に分けて作業することにより、生産効率は約20%向上する。