8月の新車販売、2カ月連続増 軽・新型車などけん引
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽協)が3日まとめた8月の新車販売台数は、前年同月比2.5%増の36万4216台となり、2カ月連続で増加した。軽自動車の人気や登録車での新型車の投入などが寄与した。
軽は同7.7%増の13万858台となり、2カ月連続でプラスとなった。スズキは軽「スペーシア」が引き続き好調。ホンダは2017年9月に全面改良した軽「N―BOX」が堅調なほか、7月に発売した新型軽商用バン「N―VAN(バン)」も寄与し同30.4%増と大幅に伸びた。
登録車は微減だったが、車種別では乗用車が同2.1%増の20万355台となった。トヨタ自動車の新型小型車「カローラスポーツ」や全面改良した高級セダン「クラウン」、SUBARUの新型スポーツ多目的車(SUV)「フォレスター」などが好調だった。
18年度上期(4―9月)の見通しについて自販連は「何とも言えないが、8月までは前年とほぼ横ばいで来ている」と分析する。