輸出船契約、3月8.4%減 2カ月連続マイナス
日本船舶輸出組合(JSEA)が10日発表した3月の輸出船契約実績(一般鋼船)は前年同月比8・4%減の137万7360総トンで、2カ月連続のマイナスになった。
契約隻数は28隻。船種別内訳は貨物船が一般貨物船4隻、コンテナ船2隻で、バラ積み船がハンディ型9隻、ハンディマックス型3隻、パナマックス型5隻、ポストパナマックス型1隻、ケープサイズ型1隻、鉄鉱石運搬船1隻。油送船は大型タンカー(VLCC)1隻、液化石油ガス(LPG)船1隻だった。
納期別内訳は2020年度ものが77・4%、21年度ものが22・6%。通関実績は24隻、119万5179総トンとなり、3月末の手持ち工事量は496隻、2513万総トンとなった。