アルファTKG AI搭載の協働ロボットシステム
アルファTKGが開発した人工知能(AI)搭載の協働ロボットシステム「アルファジュリア」が精密板金・金属加工業に好評だ。三松、森精工、タナカ製作所、マカベのほか、タイの大手板金・機械加工メーカーのジンパオも導入した。
アルファジュリアの架台にワークをセットして溶接工程をダイレクトティーチングすると、その後の作業を自動化する。手作業の溶接工程を自動化し、作業時間を5分の1に短縮。仮付けから活用し段取り時間が10分の1になった事例もある。
年間24台の販売目標に対し、発売から半年で受注・納品含め20台をクリア。「製造業の人手不足の解消に貢献したい。ワークを持って厚木テクニカルセンターに来てほしい」と高木社長。バリ取り・研磨・検査の自動化の要望も多く、シリーズ化していく。