曽根田工業、超硬エンドミルにラジアスタイプ 価格抑え購入しやすく
曽根田工業は、超硬エンドミル「M200」シリーズに刃先をR形状にしたラジアスタイプの「同4RS」を追加し、発売した。窒化アルミニウムクロム(AlCrN)コーティングと振動が起きにくい構造の刃を採用。刃径は1ミリ―16ミリメートルで、Rの半径の長さなどが異なる計40種類を用意した。
ユーザーが望む必要な機能に絞って価格を抑え、「普通に使える工具」を目指す「FUTOOL(フツール)シリーズ」の製品。刃形は底刃の角度が不均一な「少不等ピッチ」と、隣り合う刃のねじれの角度が異なる「不等リード」で加工精度に影響が出る振動を抑える。対応素材は鉄やステンレス、鋳物。
コーナー部を曲面で仕上げられるラジアスエンドミルは部品加工に幅広く用いられる。ただスクエアエンドミルよりも高価になる傾向があるため、フツールシリーズとして購入しやすくした。一部仕様は即納が可能。