曽根田工業、ラフィングエンドミル 独自構造で肩部破損防ぐ
曽根田工業は、外周の刃が波状のラフィングエンドミルの弱点である肩部の破損を防ぐ独自構造「ショルダープロテクト形状」を採用した「M216ラフィングエンドミル」を発売した。
仕様は刃径ごとに刃数が異なり、直径6ミリ―12ミリメートルは4枚刃、16ミリメートルは5枚刃、20ミリメートルは6枚刃。
ラフィングエンドミルは粗加工や重切削に適し、切りくずを分断して排出性に優れるといった利点がある。一方、波状の起点の場所によっては、肩部が極端に突出し耐久性に影響が出る場合があった。M216は波状構造が始まる前に直線部を設けて、肩部の突出を防いでいる。
コーティングは耐久性や耐摩耗性を高めるAlCrN(窒化アルミニウムクロム)を採用。45度のねじれ角の外周刃で切り込みが深く、肩削り、溝加工に向く。