乗用車8社の4月世界生産、3.2%増 中東悪化も底堅く
乗用車メーカー8社が発表した4月の生産実績によると、8社合計の世界生産は前年同月比3・2%増の199万8789台となり、2カ月連続で前年同月を上回った。前年は米国の追加関税発動に伴う需要の落ち込みを想定して、米国向け車両で生産調整などが発生していた。中東情勢の悪化による湾岸諸国向け輸出車の減産があったものの、底堅い需要に支えられた。
各社の世界生産ではトヨタ自動車が前年同月比2・0%増。4月単月では過去最高となった一方、国内は6カ月連続の前年割れが続く。
日産自動車は同4・2%減。国内は電気自動車(EV)「リーフ」の増加で26カ月ぶりに前年を上回った。ホンダは同0・8%減。国内、北米の生産は堅調だったが、中国を含むアジアでは7カ月連続の前年割れ。三菱自動車は同1・3%増。国内は7カ月ぶりに前年を下回った。マツダは同3・7%増。スポーツ多目的車(SUV)「CX―5」の生産が寄与した。スズキは同11・4%増。EV「eビターラ」などインドでの生産拡大がけん引した。ダイハツは同28・2%増。国内の軽自動車生産が高水準を継続。SUBARU(スバル)は同9・4%減。矢島工場の混流ライン改修が影響した。
