乗用車8社の世界生産、昨年0.4%増 認証不正の反動で国内伸長
乗用車メーカー8社が発表した2025年の生産・販売・輸出実績によると8社合計の世界生産台数は前年比0・4%増の2416万9499台で2年ぶりに前年超えとなった。
前年の認証不正の反動で国内生産が伸長した。またインド生産が好調なスズキが342万3403台となり、半導体不足が影響したホンダの339万6057台を上回り、世界生産で2位に浮上した。今後も半導体・レアアース(希土類)の供給問題に加え、トランプ米政権の関税政策など予断を許さない状況が続きそうだ。
世界生産はトヨタ自動車、スズキ、ダイハツ工業の3社がプラス。トヨタは2年ぶりの増加で、北米や日本などがけん引した。特に海外生産は過去最高となった。スズキは5年連続の増加。国内生産は減少したものの海外生産が増加し、特にインド生産は過去最高を更新した。ダイハツは前年の認証問題からの反動で国内生産が同50・2%増となるなど伸長し、全体でも3年ぶりの増加となった。
一方、ホンダ、日産自動車、三菱自動車、マツダ、SUBARU(スバル)は前年割れで、各社とも2年連続の減少となった。ホンダは北米での半導体供給不足に伴う稼働調整が影響した。三菱自は国内・海外ともに主力モデルの生産終了が要因。スバルは群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)の工事で一部生産ラインを停止していることが響いた。
