川田鉄工、外径120mm電動チャック発売 段取り時間大幅短縮
川田鉄工は、幅広い材質、サイズの加工対象物(ワーク)を把持でき段取り時間を削減できる外径120ミリメートルの電動チャック(把持具)「自動スクロールチャックEPS―φ120」を発売した。
受注生産のみで、モーターは顧客が選定する。参考価格は78万円(消費税抜き)。
サーボモーターで爪の移動量を正確に制御でき、ワークに圧力をかけて固定(クランプ)する。高精度で圧力を制御するため、肉薄で壊れやすい円筒形ワークや材質の軟らかいワークに対しても変形しないようクランプすることが可能。
爪の移動ストロークが長く、大径から小径までのワークを一つの爪で対応可能。爪の交換が不要となり、段取り作業時間を大幅に削減できる。主軸回転中でも爪を移動できる。