ツイートする 大野精工、水平調整を効率化 専用治具で特許取得 大野精工は、ワイヤ放電加工機の加工対象物(ワーク)の水平調整作業を効率化する治具「PADシリーズ」で特許を取得した。調整部にベアリング用の鋼球を使用する設計で、シンプルな構造で耐久性も高いという。加工くずの掃除などの手入れも簡単で作業者の負担を軽減する。 同社は2021年から中国メーカー製のモリブデンワイヤ放電加工機の国内販売を手がけている。PADシリーズは自社製造の利点を生かして即納で対応し、装置販売との相乗効果を高める。より大型のタイプやワークを固定するパーツなどを拡充する方針だ。