DMG森精機、通期予想を上方修正 営業益95%増450億円
DMG森精機は、2022年12月期連結業績予想(国際会計基準)を上方修正したと発表した。22年1―3月期の受注が計画を大幅に上回ったことなどを反映した。売上高は2月公表比200億円増の4500億円(前期比13・6%増)、営業利益は同50億円増の450億円(同95・1%増)、当期利益は同30億円増の280億円(同2・1倍)を見込む。
宇宙や医療、電気自動車(EV)、金型、脱炭素関連、半導体製造装置向けを中心に幅広い分野で受注が伸びており、今後も堅調に推移すると予想。受注高見通しは5000億円以上(2月公表時は4800億円)に修正した。森雅彦社長は受注状況について「コンサバティブに見ても期初の予定よりはるかに大きなところを進んでいる」とした。