DMG森精機 トヨタとパートナーに FIA世界ラリー選手権で
DMG森精機は、9月29日にトヨタ自動車とFIA世界ラリー選手権(WRC)でのパートナーシップを締結したと発表した。
トヨタ自動車においては、フランス・パリで9月29日~10月16日に開催された2016年パリモーターショーにおいて、DMG森精機と2017年FIA世界ラリー選手権(以下、WRC)におけるTOYOTAGAZOO Racingのパートナー契約が基本的合意に達したと発表している。
WRCはFIA主催の世界各国で行われるラリーの世界選手権で、F1世界選手権や世界耐久選手権と並ぶ最も権威あるモータースポーツの一つである。
ラリー・モンテカルロ、ツール・ド・コルスを始め世界で人気を誇っている。
DMG森精機は、長年高精度・高生産性を追求する自動車業界に工作機械とソリューションを提供してきたが、今回ラリーカーに搭載されるエンジンは、DMG森精機の製品が多数納品されているToyota Motorsport GmbH(ドイツ・ケルン市)で製造されているといったことが、今回の締結の背景となっている。
また、DMG森精機はこのパートナーシップ締結により、製造業のシステムインテグレータとして引き続き自動車業界に強くコミットし、ラリーを通じた「もっといいクルマづくり」貢献して行くとしている。
ニュースソース: 名古屋機工新聞
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