DMG森精機の通期見通し上方修正 売上高4700億円 世界需要取り込み
DMG森精機は、2018年12月期連結決算予想(国際会計基準)を上方修正した。
2月の期初公表値に対し、売上高を200億円増の4700億円(前期比9.4%増)、営業利益を30億円増の380億円(同29.3%増)に引き上げた。
世界主要地域で機械、車、半導体向けなど幅広く需要を取り込む。7―12月期の受注高は、貿易摩擦による設備投資意欲の減退が懸念されるものの基調は変わらず、当初計画比10%増を見込む。
12月期の受注予想を、従来比で100億円増の4800億円に引き上げた。期初公表から2回目の上方修正となった。
1―6月期は世界販売が進み、売上高、営業利益、当期利益ともに大幅に増えた。受注高は、前年同期比50%増だった日本のほか、欧州、米州、中国、アジアなど軒並み好調だった。