DMG森精機、研削加工機能の追加システム開発 複合機向け
DMG森精機は同社製複合加工機「NTXシリーズ」向けに研削加工機能を追加するシステムを開発した。研削加工や砥石(といし)の切れ味を回復させる加工プログラムの作成を支援するほか、センサーによる接触検知で高精度な研削加工を後押しする。従来は専用機で加工していた研削工程を1台に集約し、加工対象物(ワーク)の外径、内径、端面の研削加工を高い効率で高精度に実現する。
同システム「テクノロジーサイクル『グラインディング』」は、対話形式のガイダンスに従って研削条件などを入力すると、専門知識がなくても研削用加工プログラムを作成可能。砥石の切れ味を回復させるためのドレッシングやツルーイング用の加工プログラムの作成も支援する。
弾性波を検知するアコースティック・エミッション(AE)センサーで、砥石とワークの接触検知を高精度に行うことで効率的な研削を後押しする。研削加工時に生じる微細な切りくず(スラッジ)と混入油を、専用の立型大容量クーラントタンクで効率的に回収するなどして安定した面品位を実現する。
同社は専用機で加工していた機能を同社製の汎用的な工作機械で使えるようにするシステム「テクノロジーサイクル」を展開しており、同グラインディングはその一つ。
