ツイートする ドリル寿命3割向上 日本コーティングセンター、PVD複層被膜を開発 日本コーティングセンターは、切削工具の耐久性を高める被膜技術「ゼニスコート」を開発。物理気相成長(PVD)法による複層コーティング被膜で、ドリルやエンドミルなど向け。従来の工具向けチタン系コーティング膜「プライムコート―T」に比べ耐摩耗性が向上。 条件をそろえて加工時の摩耗量を比較した結果、ゼニスコートはプライムコート―Tより3割以上寿命が長かったという。 色調は薄金色。硬度を示すビッカース硬度は3000―3500となり、摩擦係数は0・35―0・45。