匠技研工業、類似図面検索に3D対応
匠技研工業は、AIを使う見積もり・図面管理ソフトウエア「匠フォース」の類似図面検索機能に、3次元(3D)CAD図面を対応可能にした。3Dと2次元(2D)の図面が混在していても同一プラットフォーム(基盤)上で閲覧から検索まで一気通貫で行える。価格は個別相談。3D対応で弾みを付け、2026年末には顧客数を100社増の百数十社に伸ばす考え。
自動車や事務機器(OA)関連の機械・板金加工、金型製作では、3DCADを使うことが一般化しつつあり、見積もり依頼も3D図面で届くケースが増えている。
今回、類似図面検索機能を3DCAD対応にアップデートし、2D図面、3D図面(STEP形式)を一元管理・検索できるようにした。3D図面は従来の2D図面と同様にファイル登録でき、一覧画面や見積もり入力画面で表示可能。類似ファイル検索機能により形状が似た過去の3D図面や、それらにひも付く製品や見積もりの情報を参照できる。
3D対応が迫られる顧客でも2D図面が多く存在し、混在する図面への対応が課題だった。図面確認やデータ検索でソフトの使い分けや、3D図面の2D図面への書き起こしなどで作業の手間が発生する。専用ソフトのライセンス費も負担になりがちだ。
匠技研工業は東京大学発のITベンチャーで、2020年に設立された。匠フォースは図面管理や現場のナレッジ管理など、工場経営の業務を支援するオールインワン型を特徴としている。
