JIMTOF2018 出展製品紹介刃先交換式ボールエンドミル 「スウィングボールネオ」 ダイジェット工業
小間番号W1046
ダイジェット工業(大阪市平野区加美東2―1―18)は、好評の刃先交換式ボールエンドミル「スウィングボール」の切削性能を向上させた、新製品「スウィングボールネオ」(SWBX/MSWX形)を出展する。
同製品は、本体に独特な形状の凸キーを設けることにより、インサートを強固に固定でき、金型の総焼き材や肉盛り材などの高硬度材でも安定した加工が行える。取り付けインサートは、主刃・副刃形状であり、キー溝付きタイプ。
インサートの動きを固定させることで、取り付け時の繰り返し精度を安定化。荒加工のみならず、タービンブレードなどの中仕上げ加工領域においても高精度な加工が行える。
ブレーカー付き低抵抗形インサートは、耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れた鋼材加工用材種「JC5240」と、一般鋼、鋳鉄やプリハードン鋼が加工可能な汎用性材種「JC8118」を採用。刃先強化形インサートは、50~60HRCの肉盛り材や焼き入れ鋼の加工が可能な材種「JC8118」及び「JC8015」を採用した。
主な用途は、炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等の、曲面加工、肩削り加工、溝加工等の荒~中仕上げ加工。
サイズは、本体モジュラーヘッドタイプがφ16、φ20、φ25、φ30(4形番)、本体エンドミルタイプがφ16、φ20、φ25、φ30(7形番)。
標準価格は、本体が3万1300円~、インサートが主刃3390円・副刃2500円~(いずれも税抜き)。11月1日より発売開始。