Kamogawa 電着工具を長寿命化 ホーニング用
Kamogawaは、ホーニング用固定式電着工具「アクセラリーマ仕上げくん」を発売した。
電着部に低破砕性砥粒のダイヤモンドを採用。他社従来品に比べ20―30%の長寿命化を実現した。価格は径により異なるが、消費税抜きで1本4万―10万円。
自動車部品や建設機械部品向けなどに提案し、年間3000万円の売上高を目指す。
アクセラリーマ仕上げくんは、焼入鋼や鋳物製部品の内径を1回の処理でプラスマイナス2マイクロメートルの精度で加工できる。電着部分のダイヤモンド砥粒を、独自技術で均一な高さに整えた。加工対象物(ワーク)の仕上がり精度向上につながる。
母材には錆びないステンレスを使用。一定期間使用後、電着部分を取り換える際に、母材の錆を研磨せず使える。台金加工と電着工程を社内で一貫して手がけ、コストを抑えた。