タンガロイ、ヘッド交換式ドリルに「L/D=8」仕様追加
タンガロイは、ヘッド交換式ドリル「ドリル・フォース・マイスター」に、L/D(工具突出長と工具径の比)が8仕様のボディー(写真)を追加し、発売した。高精度な深穴加工と長突き出し加工に対応する。価格は代表型番の「TIS260F32―8」が9万4600円(消費税込み)。初年度500万円の販売を見込む。
切りくず排出性と剛性を両立した溝形状を採用し、幅広い被削材で安定加工が可能。またヘッドとボディーの接触面を広く確保した独自クランプ機構により、迅速で強固なクランプが可能で、高い穴径精度と工具の長寿命化を実現する。
同ドリルは、独自の非対称V字形状クランプを採用しており、直径20ミリ―41ミリメートルの大径穴開け加工に対応する。
ドリルヘッドは交換式のため、常に新品状態の切れ刃を使用できる。寿命のバラつきが最小化され、高い寿命設定が可能となる。