三菱マテリアル、高耐欠損性・加工安定のCBN材種(MB4120)投入
三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、焼結合金・鋳鉄加工用CBN材種「MB4120」を、販売開始すると発表した。
焼結合金・鋳鉄加工用CBN材種「MB4120」は、バルブ機構やオイルポンプ部品などの焼結合金・鋳鉄加工において、耐欠損性を大幅に向上させることにより、連続加工から断続加工までを、幅広く使用可能なCBN材種。
主な特長は、以下の通り。
1. 微粒cBN粒子により、優れた刃先靱性を発揮し、高い耐欠損性を有することにより、断続加工においても安定した加工を実現。
2. 焼結条件の最適化により、微粒cBN-微粒cBNの結合が強固となり、加工中に発生するcBNの脱落やクラックの発生を抑制することで、優れた耐摩耗性と耐欠損性を実現。
3. 刃先処理は、切れ味の良いシャープエッジをはじめ、丸ホーニング、3種類のチャンファーホーニングを規格化し、バリエーションが豊富。