牧野フライス、CO2目標がSBT認定 30年度に42%減
牧野フライス製作所は2030年度の温室効果ガス(GHG)排出量削減目標が、国際団体のサイエンス・ベースド・ターゲッツ(SBT)イニシアティブに認定された。同社は国内外の拠点で太陽光パネルの設置によるエネルギー創出活動や、高効率な生産設備導入による省エネルギー活動を実施し、GHG削減に向けた取り組みを進めている。
SBTイニシアティブは温暖化対策の国際ルール「パリ協定」で掲げた世界目標と整合する企業の削減目標を認定している。
牧野フライスは、自社の工場や事業所などから出る二酸化炭素(CO2)排出量を指す「スコープ1」「スコープ2」で、30年度に22年度比42%削減する目標を設定。部材の調達などのサプライチェーン(供給網)で発生するCO2排出量の「スコープ3」で、30年度に同25%削減する目標を掲げている。