ムラキ、バリ取りホルダーに参入 複雑形状も一定圧で加工
ムラキが、バリ取りホルダー市場に参入。プリロード(予圧)調整と内部バネ交換によるテンション調整機構を搭載し、複雑形状の加工対象物(ワーク)も一定圧でならいながら加工できるホルダーを開発した。加工機の最高回転速度で毎分1万5000回転まで対応し、バリ取り面の品質向上にも貢献。
発売した「でばりんMC表」「同MC裏」は、マシニングセンター(MC)やフライス盤に簡単に接続できる。プリロードおよび交換するバネは、オプションの購入によってさらに細かい調整が可能。
同社は半世紀にわたってバリ取りなどに使う超硬バーを扱っている。今回のホルダー市場への参入により、バリ取り関連製品を総合的に提供し、バリ取り市場における優位性の維持と向上を目指す。