ナガセインテグレックスが新棟 CNC研削盤など生産1.3倍
ナガセインテグレックスは、本社敷地に工場と事務所を兼ねた複合棟を着工した。工場部分を2027年8月に完成し、事務所部分を28年8月までに増築する。生産スペースを広げ、開発・設計・技術や管理の各部門を1棟に集め生産性も高める。受注が好調な超精密コンピューター数値制御(CNC)研削盤や微細加工機の生産能力を30年までに現状の1・3倍に高める。
新複合棟は「統合的コアセンター(仮称)」。3階建てで総延べ床面積は3035平方メートル。投資額は非公表。1期工事で1・2階部分を吹き抜けにして床面積700平方メートルの工場を設ける。中型までの超精密加工機の組み立てに使用する。3階部分には200人を収容できるホールを設ける。
2期工事で延べ床面積1665平方メートルの事務棟部分を追加する。1階に同社の製品やさまざまな課題解決を提案するショールームや商談室を設ける。2階に営業や総務、3階に設計などの部門を移す。
ナガセインテグレックスは先端分野などで使われる超高精度のCNC研削盤を得意とする。近年は独自の最適設計手法「イグタープデザイン」で機械の高性能化とコンパクト化の両立も進める。現在は半導体や航空・宇宙、エネルギー、通信などの関連で受注が好調。新複合棟を稼働し需要増に対応し、部署間の連携を深めて生産性や製品の付加価値もさらに高める。
