OKK、北米テコ入れ MC販売で米社と契約
OKKは工作機械の販売・エンジニアリングを手がける米メソッドマシンツールと、北米地区での販売契約を結んだ。OKKの海外事業で売上高の約50%を占める北米市場のテコ入れが狙い。
従来、北米向けに販売するマシニングセンター(MC)などの工作機械は、イリノイ州の子会社での取り扱いが中心だった。
2019年3月期連結の海外売上高比率は約40%あり、うち北米の売上高は約52億円。ただ大型MCなど「上積みする必要がある」と判断し、北米で豊富な販売実績を持つMMTとの連携を決めた。
MMTは1958年に設立した。北米市場向けの工作機械販売では、16年に契約した安田工業のほか、中村留精密工業など日本の工作機械メーカーとも連携している。