インターネット動画で製品PR「性能・効果をわかりやすく」
インターネット動画が、製品の性能や効果をユーザーに伝えにくい機械工具などの製品PRに一役買っている。
ユキワ精工はツールホルダーの性能が加工にどう変化をもたらすかを紹介。
ツールホルダーは工作機械と工具の性能を最大限に発揮させる役割がある。しかしユーザーは工作機械と工具に注目しがち。見た目にあまり差がないツールホルダーは「価格だけで選択される傾向が強い」(ユキワ精工)と言う。
そこでユキワ精工は「スーパーG1チャック」のプロモーション動画を「YOUTUBE」で公開。
ツールホルダーの触れ精度と剛性、把握力を紹介している。優れたツールホルダーを使う事で、ワークの面相度の向上や工具単価当たりの加工数の増加、工具の交換回数の削減等が期待出来るとしている。
動画を最後まで視聴してもらうためにも、収録時間を3分以内に収め、専門用語をできるだけ使わないといった一般ユーザーを意識した内容にも配慮している。
インターネット動画により、製品の動きや音を通じて国内外に広く実感してもらえるメリットがある。それだけに中小企業にとっても今後、製品PRの強力なツールとして活用が更に広がりそうだ。