切りくず切断し効率除去 ファースト技研、MC穴開けに新機能
ファースト技研は、主力製品のマシニングセンター(MC)で、穴開け加工で出る切りくずを細かく切断して効率を高める機能の提供を始めた。新規出荷品の追加オプションとして提案するほか、過去に販売した機械の一部機種にも追加導入が可能。製品の付加価値を高めて販売増につなげる。
提供を開始したのは「振動切削」という加工法。穴開けのドリルを、回転軸と同じ方向に細かく往復振動させることで切りくずを細かく切断できる(写真)。長い切りくずで工具が破損したり、除去のために作業効率が落ちたりするのを防ぐ。
数値制御(NC)装置に専用のモジュールを追加する必要がある。同社の工作機械は三菱電機製NCを採用しており、最新NCの「M80」シリーズの搭載機であれば追加が可能。追加オプションの詳細な価格は公表していないが、数十万円程度になるという。
確実に切りくずを切断できるようにするため、主軸の回転数に合わせた振動数や振動の長さなどを設定する必要がある。ユーザーのニーズに応じ、導入時の支援も行う。
