日進製作所、中径加工ホーニング盤を7月投入
日進製作所は、加工径50ミリ―80ミリメートル、加工長100ミリメートルの中径加工ホーニング盤「G75型」を7月に発売する。
同社従来機では難しかった加工範囲に対応することで、バイクや建設機械、トラックの部品などをメーンターゲットに提案する。消費税抜きの価格は3000万円。年10台の販売を目指す。
同社は小径分野のホーニング盤で国内最大手。G75型の投入を機に中径分野にも本格参入する。
装置サイズは幅2800ミリ×奥行き1700ミリ×高さ3400ミリメートル。1本のツールで荒加工と仕上げ加工に対応する「ダブル拡張ツール」を採用。荒加工用と仕上げ加工用の設備を2台並べるよりも省スペースで導入コストも低く、搬送の移動時間が短縮できるため、生産性向上につなげられる。
デザイン面では、白と黒の無彩色の2色を使い、有彩色の“日進ブルー”を加えることで、洗練された配色でクリーンかつ先進的な色合いに仕上げた。また、滑らかな曲線にこだわった安全カバーを採用した。