三賀(浜松市中区)は、自社ブランドの切削工具「NEXT」シリーズとして、アルミニウム製品加工用の超硬合金製エンドミル「NEXT―AL」を発売した。外径寸法は3ミリ―16ミリメートルの範囲で8種類。
ダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティング仕様も用意し、価格は2900―2万6000円(同)。主要顧客である自動車部品メーカー向けを中心に拡販し、新商品全体で年間1200万円の販売を目指す。
特殊なすくい角の採用により、加工時のバリの発生を抑えられる。3枚刃構造としたことで、溝入れや肩削りなど幅広い加工に対応できる。DLCコーティング仕様は寿命と加工精度の安定化を実現した。