三菱マテリアルは鋼や鋳鉄、チタン合金などに幅広く対応する、転削加工用の物理気相成長(PVD)コーテッド超硬材種「MP1200シリーズ=写真」を発売した。多種の膜層を重ね合わせて一体化する多積層PVDコーティングを初めて採用し、被膜組織をナノレベルで制御して耐摩耗性と耐熱性、耐溶着性を同時に高めた。
クラック(亀裂)を抑制して、従来よりも耐欠損性を向上することに成功した。超硬母材との密着強度を高めて安定した切削性能を発揮する。
一つのインサートで複数の材料に対応できるため、従来PVD材種より幅広い対象物、加工形態で長寿命化を可能にし、工具選定の手間も省けるという。価格は非公表。