三菱マテリアルは高硬度鋼旋削加工用の立方晶窒化ホウ素(CBN)材種「BC8200シリーズ」に、インサート(刃先交換チップ)の刃先処理(ホーニング)形状が異なるタイプを追加して発売した。高能率加工や高負荷な加工条件での使用が可能で、安定加工を実現する。
高硬度鋼の旋削加工では、加工条件により適したホーニング形状が変わる。工作機械の性能の進化に伴い、従来の加工条件では推奨していなかったホーニング形状の需要が拡大。バリエーション豊富なホーニングの幅や角度により、あらゆる加工条件に対応し、販売を拡大する。