三鷹工業所、スラッジ除去装置 累計3000台販売
三鷹工業所は、クーラント液中のスラッジを除去する移動式清掃装置「カスポンクリーナー」の累計販売台数が7月に3000台に達した。2001年に1000台、10年に2000台を突破して以来の節目。工作機械や研削盤のクーラント液に含まれるスラッジを効率よく除去できるとして、製造現場で活用されてきた。
強力な吸引能力や、回収したスラッジの脱水機能など競合製品にない特徴が差別化のポイント。圧縮エアを動力源とするシンプルな構造で耐久性も高い。
同社の主力事業は精密濾過装置の製造販売。カスポンクリーナーは主力製品ではないが、金属加工の現場に向けて導入効果を説明しやすく、商社も扱いやすいことから新規顧客との接点を作る「ノック商品」として機能。導入をきっかけに顧客との関係を深め、精密濾過装置の採用につながるケースも少なくないという。
業界では「カスポンクリーナーの三鷹」との評価が定着。工藤社長は「今後はタイ、インドネシアなど海外市場への展開も視野に入れたい」と先を見据える。加工液管理全体のソリューションの提供に事業の幅を広げていく。
