サンドビック、ボディー長寿命化 ヘッド交換式ドリル発売
サンドビックは、ボディー寿命を延ばしたヘッド交換式ドリル「コロドリルDE10」を発売した。寿命は加工条件により異なるが、競合品に比べ最大2倍に延びた例もあるとしている。ラインアップはドリル径11・0ミリ―17・9ミリメートル。加工深さは3D(ドリル径の3倍)、5D(同5倍)、8D(同8倍)。消費税抜きの価格は3万4700円から。
通常は水平のヘッドとボディーの接する面を傾斜させることで剛性が高まり寿命が延びた。またヘッドの刃先形状を工夫し、1種類で鋼やアルミニウムなど幅広い素材の加工対象物(ワーク)に対応できるようにした。これにより素材ごとのヘッド交換が不要。
今秋には同9・0ミリ―10・9ミリメートルの小径タイプを投入予定。