サンドビック、フライス加工用新材料カッター
サンドビックは、フライス加工用カッター「コロミルMS20」を発売した。
肩削り、正面フライス、ランピング、プランジ加工などさまざまなフライス加工に対応する。
ボディーに新材質を採用し、高い疲労強度と耐変形性を実現した。大きなチップポケットを設けて切りくず排出性を高め、ステンレスや耐熱合金の長い切りくずにも対応するように最適化した。チップは厚みを増やして一定にすることで欠けを防止し、軸方向の切り込み量に関わらず安定した性能を発揮できるようにした。
カッター径は16ミリ―84ミリメートル、シャンクは5種類を用意。チップはチップブレーカーがオーステナイト系ステンレス鋼用と、二層ステンレス・インコネル用をラインアップし、各被削材用材種を11種展開する。また、チップブレーカーはチタン合金用も追加予定。