スギノマシン、MCシステム 切削工程の生産性10倍
スギノマシンは、切削工程の生産性を同社従来機比約10倍に高めたマシニングシステム「X10」を発売した。高速度切削や長時間無人運転、段取りレス化、ノウハウのデジタル化などで加工や作業の時間・手間を大幅に削減できる。消費税抜きの価格は1億2000万円から。初年度10台の販売を目指す。
鉄系材料の高速切削が可能な同社製マシニングセンター「SC―V40a」を組み込んでおり、加工時間を大幅に短縮できる。最大100本の自動工具交換装置(ATC)や、同25個の加工対象物(ワーク)に対応する自動搬送装置も搭載し、長時間の安定した無人運転を実現する。多品種少量品の生産性を同社従来機種比2倍にできる見込み。
またワーク素材にブロック材を使って治具を共通化することで、ワークと治具の段取り作業を排除した。
熟練技術者のノウハウをデジタル化し、それを基にしたシミュレーションによる机上動作確認も可能。これらが切削工程に付随する作業の手間や時間を半減し、作業効率を同2倍に高められる。
