タンガロイ、PCD材種シリーズに新製品 高硬度非鉄金属加工向け7種
タンガロイは、超硬合金などの高硬度非鉄金属の旋削加工に最適な多結晶ダイヤモンド(PCD)材種「DX200」を発売した。アイテム数は7種で、消費税込みの標準価格は主な型番の「1QP―CCGW060204F DX200」が1万2760円。初年度400万円の販売を見込む。
新製品は同社PCD材種シリーズの中で最も高い硬度を持ち、バインダー成分を含まないダイヤモンド100%の材種。高硬度非鉄金属の加工で高い耐摩耗性を発揮するほか、優れた加工面品位を実現する。
コバルトを含まないため、不純物の混入が許されない医療製品や半導体ターゲット材などの特殊な被削材加工にも適する。旋削加工用のインサート工具(刃先交換式バイト)に取り付ける刃先の各シリーズに新材種を加えることで、幅広い高硬度非鉄金属加工に対応する。