トーヨーエイテックは、最大加工外径が直径150ミリメートルと従来品比約7割大型化した小型外径研削盤「TOG―15S」を開発した。砥石(といし)が前後にも動く「オッシレート加工」により、加工精度も向上。
TOG―15Sはシューセンタレスタイプの小型外径研削盤で、据え付け寸法は間口2400ミリ×奥行き2050ミリメートル。最大加工外径を従来品の同90ミリメートルから同150ミリメートルに拡大した。
また、砥石軸のテーブルが前後に動く機構を同社の外径研削盤では初めて採用。砥石が加工に適した速さで前後にも動くことで、加工面の面粗度が整う。今後、ベアリング加工などの改良を加えて製品化する。