ワルタージャパン、多用途加工用カッター 寿命5割増
ワルタージャパンは、多用途なヘリカルカッター「エクストラ・テックXT」シリーズに「M5250」を追加し、発売した。完全刃切れ仕様で肩削り加工とポケット加工、ランピング加工に加えて、フル溝加工に対応する。消費税抜きの価格は15万―16万円程度を想定する。
カッター径は直径50ミリ、63ミリ、80ミリメートルを用意した。チップ形状は防振性が高くビビリの発生を抑える「G51」や、新製品で防振性と切りくず処理に優れ、チタンやステンレスの加工に適する「G55W」など全6種類が使える。
他社製品と比べて3倍の切りくず排出量を社内試験で確認済み。チタン合金加工のユーザー試験でも他社製品より工具寿命が50%伸びたという。