旭ダイヤモンド工業と東京精密は、ダイシング装置用ハブブレードの開発・製造・販売を行う合弁会社「AAダイヤモンドテクノロジー」を設立した。資本金は10億円で、出資比率はそれぞれ50%。
旭ダイヤモンド工業の千葉舞鶴工場(千葉県市原市)にパイロットラインを設け、同社の強みであるダイヤモンド工具の開発力と東京精密のダイシングアプリケーション技術を融合して、高品質で価格競争力のあるハブブレードの開発・試作を行う。
また場所などの詳細は未定だが、量産工場を建設し、2027年10月―28年3月期に量産販売を開始する計画。初期段階で市場規模の10―20%のシェア獲得を目指す。