ヤマザキマザック、2Dレーザー加工機 高出力で厚板高速切断
ヤマザキマザックは、2次元ファイバーレーザー(FL)加工機「オプティプレックス」シリーズに、厚板加工をターゲットとした20キロワットの高出力モデル「オプティプレックス3015HP」「同4220HP」を追加した。板厚50ミリメートルの軟鋼に対しても高速、高品質に切断できるとしている。厚板加工を必要とする造船やプラント、重機などの市場を開拓する。
消費税抜きの価格は最大加工寸法1525ミリ×3050ミリメートルの3015HPが1億3760万円、同2050ミリ×4120ミリメートルの4220HPが1億5840万円。年間50台の販売を目指す。
一般的にFL発振器は溶接と切断を兼用する汎用仕様が多いが、今回搭載した新型発振器は切断用途に最適化。鋭いビーム形状と高い収束性により厚板に対する高速、高品質切断を可能にした。