中村留精密、小型CNC旋盤を高速化 2タレット複合
中村留精密工業は、コンパクトで高速加工を実現した2タレット複合精密コンピューター数値制御(CNC)旋盤「WT-150V=写真」を発売した。上下のタレットに標準でミーリング機能を搭載。最高回転数は標準で毎分6000回転、オプションで同1万回転まで対応する。消費税抜きの価格は上タレットY軸付きミーリング仕様で3560万円。月20台の販売を目指す。
アイドルタイム(待機時間)を短縮する独自機能「クロノカット(フル版)」を標準搭載した。工具交換や位置決めなど切削以外の時間を最適化し、サイクルタイムを大幅に短縮する。ミーリング性能の向上による加工時間の削減と合わせて高速加工を実現した。
同社は直径65ミリ×長さ100ミリメートルの航空宇宙向けハウジング部品加工のサイクルタイムを従来機と比べた。WT-150Vは従来機と比べ同タイムを約15%短縮した。
同機は加工内容に応じてミーリングなしの旋削専用仕様、ミーリング仕様、上タレットY軸付きミーリング仕様をそろえる。
