ジーベックテクノロジー バリレス面取りカッター
ジーベックテクノロジーの「XEBECバリレス面取りカッター」が話題だ。金属加工でバリの出ない面取り加工を実現し、2023年に“産業界のアカデミー賞”と言われるドイツの「ベスト・オブ・インダストリー・アワード2023」を受賞した。
同カッターは同社が世界で初めて開発したV字型切れ刃。切り口が三つある刃が4枚付きで、加工段階からバリを限りなくゼロに近づける。高い耐久性も特徴で21年の発売以来、航空機用のチタンやインコネルなど固い金属の加工で評価されてきた。加工対象物によりサイズやコーティングも使い分けられる。
同社は世界48カ国にパートナー企業がある。その販売網を生かし「国内含めニーズのある場所に製品を提供する」方針だ。