耐熱合金旋削加工用 AH8000シリーズ アイテム拡充
耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』のアイテムを拡充し、2018年8月27日より全国で発売します。
発売以来ご好評を頂いている耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』に、新たにポジインサート形状、及びネガインサートにインクリネーション付き低抵抗28チップブレーカを拡充します。
今回、耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』のポジインサートに、CPMT・VBMT形状等を設定します。また、仕上げ加工で多く使用されるコーナR0.2mmのポジインサートを追加設定します。
ネガインサートには、HRF・HRMチップブレーカに加え、インクリネーション付きで低抵抗な28チップブレーカを拡充します。
この28チップブレーカは、チップブレーカに設けられたインクリネーションにより優れた切りくず処理性の実現と、低抵抗加工により刃先温度の上昇を抑制することで、耐熱合金旋削加工における安定加工を可能とします。
今回拡充するアイテム全てに、耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れた第一推奨材種である『AH8015』、耐摩耗性に優れた高硬度材種『AH8005』の2材種を設定します。
今回の拡充によって、耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』は、航空宇宙産業や重工業産業で多く使用されている耐熱合金加工におけるトータルツーリングを可能とします。
主な特長
・高Al積層被膜技術を採用し、耐熱合金旋削加工において驚異的な耐摩耗性と耐欠損性を両立します。
・ネガインサートに、インクリネーション付き低抵抗型28チップブレーカ、ポジインサートにCPMT・VBMTを含むインサート形状を新たに設定。耐熱合金旋削加工のあらゆる切削領域をカバーします。
提供元: タンガロイ