鋳物旋削用CVDコーティング材種『T515』
鋳物旋削用CVDコーティング材種『T515』のアイテムを拡充し、2017年5月22日より全国で発売を開始します。
発売以来ご好評を頂いている鋳物旋削用CVDコーティング材種『T515』に、標準インサートサイズのCMブレーカと、小型で経済性に優れ、標準インサートサイズと同様に使用可能なエコインサートシリーズ『ISO-EcoTurn』(エコターン)を拡充します。
『T515』は、専用の超硬合金母材及びコーティング膜を採用した鋳物旋削加工に最適な高汎用性材種です。超硬合金母材とコーティング膜界面の密着性を向上させたことにより耐チッピング性及び耐剥離性を飛躍的に向上させ、安定した加工を可能とします。また,アルミナ(Al2O3)被膜を弊社従来品よりも1.7倍厚膜化したことにより、高速加工での耐摩耗性を大幅に向上させることに成功し、驚異的な長寿命を実現します。さらに、弊社独自の特殊表面処理技術であるPremiumTecを採用し、表面平滑性を向上させたことにより抜群の耐チッピング性及び耐溶着性を発揮します。
今回、『ISO-EcoTurn』では、汎用性に優れるブレーカ無しタイプを16形番、また標準サイズとしては低抵抗で切れ味に優れる汎用CMブレーカを6形番拡充します。今回の拡充により、鋳物旋削用CVDコーティング材種『T515』シリーズのラインナップが豊富になり、お客様の更なる生産性向上とコストダウンに大きく貢献します。
主な特長
・超硬合金母材とコーティング膜界面の密着性を向上させ耐チッピング性及び耐剥離性を大幅に向上
・アルミナ膜厚を従来よりも厚膜化し、高速加工領域での耐摩耗性を向上
・エコイサートシリーズ『ISO-EcoTurn』にT515を適用する事で、高い経済性と驚異的な長寿命を両立
提供元: タンガロイ