平面加工用カッタ「ドゥートリプル・ミル」M級インサート拡充
平面加工用カッタ『DoTriple-Mill』(ドゥートリプル・ミル)M級インサートを、2017年6月5日より全国で発売を開始する。
DoTriple-Millは、四角形・八角形・丸駒の3種類のインサートを取り付けることができる最新の平面加工用カッタである。インサートのクランプ強度を大幅に向上させるダブテイルクランプ構造を採用し、高能率加工時での高い信頼性が評価されている。
現在発売中のG級インサートの評価が高く、M級インサートの発売に至った。
四角形のSNMUタイプは2㎜の正面切れ刃を持ち、荒加工から仕上げ加工まで対応出来る。
また、切りくず処理性に優れ、特にステンレス鋼の加工で従来品よりも安定した加工が可能。
八角形のONMUタイプは、経済的な16コーナのインサートであり、SNMUタイプと同じ切れ刃形状を有している。丸駒のRNMUタイプは切れ刃強度が高く、切込み変動の大きい加工に向く。低切込み時には高送りによる高能率加工が可能なインサートである。
M級インサートには従来材種であるAH3135、AH120の他、新CVD材種のT3225、T1215が設定され、T3225はステンレス鋼と鋼、T1215はダクタイル鋳鉄とねずみ鋳鉄の高速高能率加工にて大きな力を発揮する。
DoTriple-Millは豊富なインサートのラインナップで、お客様の多種多様なニーズに対応する。
主な特長
3種類のインサートが1つのカッタボディに装着可能
インサートのクランプ剛性を向上させるダブテイル形状を採用
様々なワーク材質に対応するラインナップで、特にステンレス鋼加工に有効
仕上げ加工、高送り加工、黒皮部の加工等、様々な用途で力を発揮
提供元: タンガロイ