デジタル表記による工具径微調整機能つきファインボーリングシステム 『SwissBore』
株式会社タンガロイは、マシニングセンタや複合加工機の高精度ボーリング加工に対応する、デジタル表記による工具径微調整機能つきファインボーリングシステム『SwissBore』(スイス・ボア)を2018年10月29日より全国で発売を開始します。
近年、自動車および航空機、金型産業では、部品の高精度化が進んでおり、高精度ボーリング加工が可能な工具が求められています。弊社は、デジタル表記で視認し易く、機上で容易に工具径の微調整が可能な『SwissBore』を発売します。
SwissBoreは、バックラッシュがないダイレクト工具径計測機構を採用した高精度デジタルディスプレイユニットを設定し、1μ単位の工具径調整を可能としています。
また、SwissBoreは、ø9.75 mmからø2205 mmまで対応するボーリングヘッドシリーズや各種機械のインターフェースに対応するマスターシャンクシリーズ、深穴加工に対応するエクステンション・リダクションアダプタなど、多くのアイテムを設定したモジュラー式クイックチェンジシステムとなっています。これにより、SwissBoreは幅広い高精度ボーリング加工に対応が可能です。
主な特長
ボーリングヘッドは、0.001mmで調整でき、高精度なボーリング加工が可能
デジタルユニットは、操作性に優れ、本体の指定箇所に差し込むだけで工具径をデジタル表記し、機上での径調整が容易
デジタル表記はバックラッシュなしのダイレクト測定機構を採用し高精度
ボーリングヘッドは、内部給油仕様であるため、切りくずのトラブルを解消
提供元: タンガロイ