高精度直角肩削りカッタ『TungForce-Rec』工具径 及び難削材加工用インサート拡充
株式会社タンガロイは、刃先交換式直角肩削りカッタ『TungForce-Rec』(タング・フォースレック)に工具径、アンダーカットタイプおよび難削材加工用インサート材種を拡充し、2018年1月15日より全国で発売開始します。
TungForce-Recは、V字形状をインサート底面に採用した高クランプ剛性直角肩削りカッタで、直角肩加工や溝加工だけでなく、彫り込み加工・三次元加工など様々な加工形態で高い評価を得ています。
近年、冶具やワークとの干渉問題から、正面フライス加工においても肩削り工具を用いるケースが増えています。このため、肩削り工具に仕上げ面粗さが要求されます。TungForce-Recは、インサート取り付け精度やクランプ剛性が高く、常に安定した加工面が得られます。そこでこれらのニーズに応える為、工具径φ18ーφ40を拡充しました。
また、材料の高機能化に伴い被削材が難削化傾向にあります。難削材加工では異常損傷や突発欠損など、加工熱による工具寿命の低下が問題視されています。難削材加工に適したインサート材種AH130は、耐溶着性・耐摩耗性の高いPVD被膜と高い靱性を持つ微粒系母材により、抜群の加工安定性および長寿命を発揮します。
今回の拡充によりTungForce-Recは、高い加工精度と安定性を併せ持ち、今まで以上にお客様の生産性向上およびトータルコスト低減に大きく貢献します。
提供元: タンガロイ