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- 2019年1月7日
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ダイジェット工業は、刃先交換工具ヘプタミルにフェースミルタイプ「HEP-FM形」および低抵抗インサート「MLブレーカー」を1月より発売する。
ミーリング荒加工の大きな切込み深さにおいて、切りくず排出量を高め、高能率加工を可能にした「ヘプタミルHEP形」に、フェースミルタイプ「HEP-FM形」をシリーズ追加する。
インサートは、7コーナ仕様の経済的な形状で、切削抵抗を低減させ環境への対策も行っている。加工振動を抑制する新型インサートMLブレーカーをバリエーションに追加し、生産の効率化を高め、更なるコストダウンにつながる提案が可能になるとしている。
初年度販売目標は6000万円。
【特長】
①「ヘプタミルHEP形」は、名前の通り7角形(ヘプタゴン)のインサートを使用したカッタであり、7コーナ使用可能最大切込み深さが5㎜、また切れ刃最大切込み深さは12㎜まで可能。エアカット時間を短縮し、高能率加工が可能な形状としている。
②ポジ刃形の採用および、加工面に対して切込み5㎜を超える外周のバックテーパが片角3~4度および正面すかし角が9~10度と大きく逃げているため、大きな切込み量においても切削抵抗が低く、高送り加工が可能であり、かつ掘り込み加工時でも切削抵抗の変動が少ないという特長をもつ。
③新ブレーカー付きインサートML形は、切削抵抗を更に低減させ、切削熱の影響を軽減し、機械主軸への負担を軽減させた。チップ材種には、新材種であるJC8118とJC7550を採用し、鋳鉄、炭素鋼、工具鋼からステンレス鋼、Ti合金等の難削材加工まで対応を可能としている。
【サイズ・価格】
①ヘプタミルフェースミルタイプ「HEP-FM形」
本体サイズφ50(3枚刃)~φ200(9枚刃)
本体標準価格4万8000円(φ50)~18万9800円(φ200)※税抜き
②低抵抗インサート「MLブレーカー」
インサート材種JC8118、JC7550(PVDコーティング)
インサート標準価格1400円※税抜き
- 2019年1月7日
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- 2018年12月27日
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株式会社タンガロイは、内径旋削加工において、最大工具突出しL/D=10を可能とした防振機構を搭載した深穴内径旋削加工用工具『BoreMeister』(ボア・マイスター)を全国で発売開始します。
航空機産業や建築機械産業をはじめとする多くの産業において製造される部品には、突出しが長い深穴内径旋削加工の要求があります。この様な加工に対し、一般的な内径旋削加工で使用される鋼製や超硬製の工具を使用した場合、加工中に発生する振動により加工面品位の低下やインサートの異常損傷が発生するため、安定加工を行う事が困難でありました。今回発売する防振機構を搭載した深穴内径旋削加工用工具BoreMeisterは、この加工中に発生する振動を抑制することにより、従来、安定して加工することが困難であった突き出しの長い深穴内径旋削加工を安定して加工することを可能とし、お客様の生産性を確実に向上させる革新的な工具シリーズです。
一般的な内径旋削加工では、加工形態により鋼製や超硬製などの工具を使い分ける事が一般的です。使い分けの基準として、鋼製はL/D=3まで、超硬製はL/D=5までを弊社では推奨しています。しかし、このような鋼製や超硬製では、L/D=5を超えるL/D=10のような深穴内径旋削加工での振動を抑制し安定した加工を行うことは非常に困難です。防振機構を搭載した深穴内径旋削加工用工具BoreMeisterは、工具本体に内蔵された独自の振動抑制機構によって、最大工具突出しL/D=10の深穴内径旋削加工を安定して加工することが可能です。このメカニズムとしては、工具本体に内蔵されたウェイトが、振動を打ち消す方向に動作する事で、加工により発生する振動とウェイトの動作に位相差が発生し、加工により発生する振動を減衰させます。これによって、深穴内径旋削加工における加工面品位低下やインサートの異常損傷の発生を抑制し、安定加工・長寿命を実現します。
BoreMeisterは、防振バー本体とボーリングヘッドを組み合わせて使用する工具であり、接合部には取付け精度を高めるためのセレーション構造を採用、これらをネジで接続する事で、様々な加工形態に対応する多種多様なヘッドを選択可能です。
防振バー本体は工具径ø16・20・25・32・40・50・60mm、また加工形態に応じてL/D=7・10の2種類を選択可能であり、全14アイテムを設定します。ボーリングヘッドは、ポジインサートCCMT・DCMT・VCMT用と、ネガインサートDNMG・VNMG用の、全34アイテムを設定します。BoreMeisterは、突き出しの長い深穴内径旋削加工の安定した加工を実現し、お客様の生産性を確実に向上させる革新的工具シリーズです。
主な特長
独自の振動抑制機構により、最大工具突出しL/D=10の深穴内径旋削加工が可能
防振バー本体とヘッドの組み合わせにより、最小加工径ø20mmが可能
様々な加工形態に対応する多種多様なヘッド
主な形番と標準価格
防振バー本体
D16-L156-7D-C 123,500円 (税込み 133,380円)
G20-L260-10D-E 270,600円 (税込み 292,248円)
D32-L320-7D-C 139,800円 (税込み 150,984円)
D60-L808-10D-C 610,300円 (税込み 659,124円)
ボーリングヘッド
S16-SCLCR06-H 28,600円 (税込み 30,888円)
S25-SVUCL11-H 31,600円 (税込み 34,128円)
S40-DDUNR15T-H 34,200円 (税込み 36,936円)
- 2018年12月27日
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- 2018年12月14日
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切粉やスラッジ、切削屑、汚れの洗浄除去や、細菌等による悪臭の低減に最適!
工作機械・多軸旋盤・マシニングセンタの加工室内などの、酸化・腐敗したスラッジ汚れや切粉の除去・洗浄、嫌気性細菌などによる悪臭の低減に適した製品です。
-仕様-
名称:工作機械向け音波式スプレー洗浄機
型式:PSG-MC
本体寸法:W230 D230 H450
乾燥重量:約 7 キログラム
エアー圧:0.4〜0.7 MPa
エアー量:160〜180リットル毎分
容量:10 リットル
使用温度:10 〜 50 °C
ノズル: 付属ノズルはありません。別売ワンタッチ式ノズルユニットから用途によってお選びください。
・延長ロングランス(1000mm用延伸)
・延長ロングランス(500mm)
・メカスイングノズル
・ピンポイントノズル
・フレキシブルノズル
・可変式ショックガン(回転)
・ブラスター(回転)
・ショックガン(回転)
・精密洗浄用ブラシガン(回転、直毛/波毛)
・一般洗浄用ブラシガン(回転)
- 2018年12月14日
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- 2018年12月12日
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株式会社タンガロイは、マシニングセンタや複合加工機の高精度ボーリング加工に対応する、デジタル表記による工具径微調整機能つきファインボーリングシステム『SwissBore』(スイス・ボア)を2018年10月29日より全国で発売を開始します。
近年、自動車および航空機、金型産業では、部品の高精度化が進んでおり、高精度ボーリング加工が可能な工具が求められています。弊社は、デジタル表記で視認し易く、機上で容易に工具径の微調整が可能な『SwissBore』を発売します。
SwissBoreは、バックラッシュがないダイレクト工具径計測機構を採用した高精度デジタルディスプレイユニットを設定し、1μ単位の工具径調整を可能としています。
また、SwissBoreは、ø9.75 mmからø2205 mmまで対応するボーリングヘッドシリーズや各種機械のインターフェースに対応するマスターシャンクシリーズ、深穴加工に対応するエクステンション・リダクションアダプタなど、多くのアイテムを設定したモジュラー式クイックチェンジシステムとなっています。これにより、SwissBoreは幅広い高精度ボーリング加工に対応が可能です。
主な特長
ボーリングヘッドは、0.001mmで調整でき、高精度なボーリング加工が可能
デジタルユニットは、操作性に優れ、本体の指定箇所に差し込むだけで工具径をデジタル表記し、機上での径調整が容易
デジタル表記はバックラッシュなしのダイレクト測定機構を採用し高精度
ボーリングヘッドは、内部給油仕様であるため、切りくずのトラブルを解消
- 2018年12月12日
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- 2018年12月11日
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株式会社タンガロイは、刃先交換式直角肩削りカッタ『TungForce-Rec』(タング・フォースレック)に工具径、アンダーカットタイプおよび難削材加工用インサート材種を拡充し、2018年1月15日より全国で発売開始します。
TungForce-Recは、V字形状をインサート底面に採用した高クランプ剛性直角肩削りカッタで、直角肩加工や溝加工だけでなく、彫り込み加工・三次元加工など様々な加工形態で高い評価を得ています。
近年、冶具やワークとの干渉問題から、正面フライス加工においても肩削り工具を用いるケースが増えています。このため、肩削り工具に仕上げ面粗さが要求されます。TungForce-Recは、インサート取り付け精度やクランプ剛性が高く、常に安定した加工面が得られます。そこでこれらのニーズに応える為、工具径φ18ーφ40を拡充しました。
また、材料の高機能化に伴い被削材が難削化傾向にあります。難削材加工では異常損傷や突発欠損など、加工熱による工具寿命の低下が問題視されています。難削材加工に適したインサート材種AH130は、耐溶着性・耐摩耗性の高いPVD被膜と高い靱性を持つ微粒系母材により、抜群の加工安定性および長寿命を発揮します。
今回の拡充によりTungForce-Recは、高い加工精度と安定性を併せ持ち、今まで以上にお客様の生産性向上およびトータルコスト低減に大きく貢献します。
- 2018年12月11日
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- 2018年10月4日
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高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」にロングエッジ形インサートを追加し、販売開始することと致しました。
高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」は軽量化と高剛性を両立した高速回転対応カッタです。
従来品以上の多刃設計により、アルミニウム合金などの非鉄金属を、工具径125mm24枚刃にて、テーブル送り速度毎分20m以上で加工することが可能となり、自動車部品などの加工の高能率化を実現できる正面削りカッタです。
このたび、鋳物部品などの加工時に生じる、せき・ゲート残りなどの突起物を、仕上げ加工と同時に加工が可能なロングエッジ形インサートを追加し、使用用途をさらに拡大します。
主な特長は、以下の通りです。
1.鋳物部品などの加工時に生じる、せき・ゲート残りなどの突起物を、仕上げ加工と同時に加工できることで、加工回数を削減し、加工時間を短縮。
2.インサート材種はダイヤモンド焼結体MD220を採用し、刃先エッジの微小損傷が原因のバリ発生を抑制し、長寿命を実現。
品名:高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ 「FMAX」用ロングエッジ形インサート
型番:ダイヤモンド焼結体材種「MD220」 1アイテム
- 2018年10月4日
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- 2018年9月25日
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座ぐり加工用超硬ソリッドドリルシリーズ「MFE」は、切れ刃が先端角をもたないため、穴底がフラットになるように設計されたドリルです。
傾斜面や曲面の穴加工や薄板加工にも適しており、多様な加工が可能となることから工程短縮を可能にします。
更にこのたび、小型自動旋盤にも適する小径サイズを追加し、シリーズの拡大を図りました。
追加するのはシャンク径7ミリメートルで、ドリル径6・1ミリ―7・0ミリメートルの10型番。
MFEは切れ刃が先端角を持たず、穴底が平面になるように設計されたドリル。
高い切れ刃強度や切り粉の処理性を確保し、傾斜面や曲面の座ぐり加工、穴加工や薄板加工にも適するなど、多様な加工に対応できる。
- 2018年9月25日
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- 2018年8月30日
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耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』のアイテムを拡充し、2018年8月27日より全国で発売します。
発売以来ご好評を頂いている耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』に、新たにポジインサート形状、及びネガインサートにインクリネーション付き低抵抗28チップブレーカを拡充します。
今回、耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』のポジインサートに、CPMT・VBMT形状等を設定します。また、仕上げ加工で多く使用されるコーナR0.2mmのポジインサートを追加設定します。
ネガインサートには、HRF・HRMチップブレーカに加え、インクリネーション付きで低抵抗な28チップブレーカを拡充します。
この28チップブレーカは、チップブレーカに設けられたインクリネーションにより優れた切りくず処理性の実現と、低抵抗加工により刃先温度の上昇を抑制することで、耐熱合金旋削加工における安定加工を可能とします。
今回拡充するアイテム全てに、耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れた第一推奨材種である『AH8015』、耐摩耗性に優れた高硬度材種『AH8005』の2材種を設定します。
今回の拡充によって、耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』は、航空宇宙産業や重工業産業で多く使用されている耐熱合金加工におけるトータルツーリングを可能とします。
主な特長
・高Al積層被膜技術を採用し、耐熱合金旋削加工において驚異的な耐摩耗性と耐欠損性を両立します。
・ネガインサートに、インクリネーション付き低抵抗型28チップブレーカ、ポジインサートにCPMT・VBMTを含むインサート形状を新たに設定。耐熱合金旋削加工のあらゆる切削領域をカバーします。
- 2018年8月30日
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- 2018年8月23日
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三菱マテリアル加工事業カンパニーは、炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」のブレーカを追加し、販売開始することと致しました。
炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」は小型自動旋盤での、純鉄、炭素鋼、快削鋼の旋削加工において、専用超硬母材とPVDコーティングのコンビネーションにより、安定した仕上げ面と寸法精度を実現させます。
この度、前挽き軽切削用「LS-Pブレーカ」と精密仕上げ切削用「R/L-FSブレーカ」を追加することにより、“小型自動旋盤用工具シリーズ”の拡大を図ります。
炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」、前挽き軽切削用「LS-Pブレーカ」と精密仕上げ切削用「R/L-FSブレーカ」の主な特長は、以下の通りです。
1. Ti-C-N系積層コーティングは、小物部品加工のような切削速度50~150m/minの低~中切削領域での炭素鋼加工に対し耐摩耗性に優れ、積層構造を最適化することにより密着性を向上。
2. 前挽き軽切削用「LS-Pブレーカ」は、超硬母材の平滑化により、コーティング粒子が一定方向に成長し、より緻密で平滑なコーティング膜を構成することで、耐溶着性に優れ、安定加工を実現。
3. 精密仕上げ切削用「R/L-FSブレーカ」は、切りくず処理優先の幅の狭い研削リードブレーカにより、シャープな切れ味で良好な面粗度を実現。
品名:
・炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」
・前挽き軽切削用「LS-Pブレーカ」・精密仕上げ切削用「R/L-FSブレーカ」
- 2018年8月23日
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- 2018年8月17日
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この度弊社では、多様化する金属3Dプリンタの要求に対応するため、新製品“金属3Dプリンタ”「LPM325」を開発し、2018年11月より発売を開始いたします。
「LPM325」は、金属粉末の溶融凝固による3D造形加工と、造形した加工物への基準面加工 を 1 台の機械で行う金属3Dプリンタのエントリーモデルであり、弊社 金属3Dプリンタ製品のラインナップに追加いたします。
ソディックグループが所有する要素技術により、金属3Dプリンタのエントリーモデルとして要求 される高速金属3D造形と基準面加工の複合加工を実現することに成功しました。
本製品は、「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」(2018年11月1日~11月6日:東京ビッグサイト)への出展を予定しています。
- 2018年8月17日
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- 2018年7月27日
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ホンダは小型車「フィット」で、デザイン性を高めた新モデル「フィットModulo style(モデューロ スタイル)」を発売すると発表した。
専用デザインのフロントグリルやフロントバンパーを採用するなどで高級感を出した。価格は最も安いタイプで189万円(消費税込み)で、通常のフィットとの価格差は23万7000円。
フィットモデューロスタイルは、インテリアをルーフライニングからシート、本革巻ステアリングホイールまで黒色で統一し落ち着いた雰囲気にした。通常のフィットでは取り込むのが難しかった、ファッションに敏感な顧客層を開拓する。
ホンダは、量産工程で市販車のデザイン性や走行性能を高める「コンプリートカー」ブランドで先行して「モデューロX」を立ち上げ、軽乗用車「S660」やミニバン「フリード」などで展開している。今回のモデューロスタイルはデザイン性のみを高めた。消費者の反応をみてフィット以外のモデルでの展開も検討する。
- 2018年7月27日