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- 2020年6月23日
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高送り/肩削り加工用マルチカッタ『マルチエクストリーム』
本体は、軸方向切込み量(ap)最大2ミリの高能率高送り加工が可能なHFタイプと、平面・立壁・隅加工の肩削り加工が可能なSMタイプの2種類をラインナップ。本体を変え、同一インサートで高送り加工と肩削り加工に対応。
インサートは両面使用可能な6コーナ仕様で経済的。小型インサートの多刃仕様により高能率加工が可能。
インサート拘束面はダブテイル構造を採用、インサートをねじ1本で強固に固定でき、切削抵抗によるインサート動きを抑制、安定した長寿命加工を実現。
インサート材種は2種類を揃え、一般鋼からプリハードン鋼、鋳鉄、50HRC 以下の焼入れ鋼まで幅広い被削材に対応可能。
- 2020年6月23日
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- 2020年6月1日
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鋳鉄旋削加工用PVDコーテッドCBN材種「BC5110」の販売を開始しました。
BC5110は、高靭性CBN母材に耐摩耗性の高いコーティング膜を採用することで、耐摩耗性と耐チッピング性を両立した新材種。ねずみ鋳鉄の低速連続加工において優れた耐摩耗性を発揮し、チッピングを抑えることで高い面品位を実現します。
主な特長
①高いcBN含有量と微粒cBNを採用することで、従来品と比較して刃先の耐チッピング性が大幅に向上し、長寿命・安定加工を実現。
②高硬度のセラミックコーティングを採用することで、ねずみ鋳鉄の低速連続加工で優れた耐摩耗性を発揮。また、境界摩耗を抑制し、優れた面粗さも実現。
③CBN母材との付着力を高めたことにより、コーティングの剥離やチッピングを抑制。
今回発売 49アイテム。
鋳鉄旋削加工用PVDコーテッドCBN材種「BC5110」
- 2020年6月1日
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- 2020年5月21日
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牧野フライス精機は、高精度・高速・コンパクトを実現した「高精密CNC工具研削盤SG10」を発売した。
主な特長
①小径から中径工具(φ1~φ10)の研削に特化したCNC工具研削盤で、対象工具径を限定する事により本体の省スペース性と動作の俊敏性を向上させた。
②各軸には位置決め精度と割り出し精度を向上させるスケールフィードバックとダイレクトドライブモータを搭載。
③ベッドクーラント機能や研削液温度調整装置、大容量研削液タンクなど熱変位の影響を抑制する各種仕様を標準採用。
④加工ワークの供給/回収を自動で行う自動ワーク交換装置と砥石交換装置を標準で内蔵。
⑤自動ワーク交換装置はアームなど駆動部品の軽量化により、各動作を高速化。さらに交換動作を見直す事により大幅なワーク交換時間短縮を実現。
「工具研削加工の市場ニーズが多いサイズに特化して小型化、高速化を実現いたしました」
- 2020年5月21日
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- 2020年5月19日
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株式会社ミツトヨは、デジマチック出力付き測定器から測定データをワイヤレス通信でWindows上のExcelやメモ帳などへ簡単に取り込むことができ、作業性の向上と製品の小型化・低価格化を実現した“測定データワイヤレス通信システムU-WAVE-TM/TC(愛称 U-WAVE fit)”のBluetooth®版となる“U-WAVE-TMB/TCB”を商品化し、国内販売を開始いたしました。
検査結果記録の電子データ化のニーズを背景に需要拡大を期待しています。
U-WAVE-TMB/TCBを使えば、測定データを即座に無線送信してパソコン・スマートフォン・タブレットへ取り込むことができ、手書きのミスをなくし、作業効率とデータの信頼性が高まります。導入には、既存の測定器に簡単に取付けられるため測定器の買い替えの必要がなく、コスト負担を最小限に抑えられます。パソコン・スマートフォン・タブレットへ測定データを無線送信のための専用のソフトウェアとアプリも開発しました。
U-WAVE fitと同様、現行機種と販売中止機種に使用でき(一部の機種を除く)、測定器の廃棄時には送信ユニットと接続ユニットを取り外して再度使用可能という利点を継承しつつ、新たに、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットとの連携も可能にしました。また、Bluetooth®対応によりU-WAVE fitで必要な受信ユニットが不要となり、さらなるコスト軽減や操作性を向上させたことが“U-WAVE-TMB/TCB”最大の特長です。
“U-WAVE-TMB/TCB”にはマイクロメータ用のU-WAVE-TMBとキャリパ用のU-WAVE-TCBの2種類があり、さらにそれぞれブザー仕様タイプと防水・防塵IP67仕様タイプがあります。ブザー仕様タイプは、データの正常着信をブザー音とLEDで知らせます。防水・防塵IP67仕様タイプは、粉塵などが多い環境に対応する防塵型(LEDのみ装備)です。用途に合わせて使い分けることが可能です。
ミツトヨは日々進化するものづくりの未来へ精密測定で社会に貢献しています。
- 2020年5月19日
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- 2020年5月18日
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タンガロイは、高圧クーラント対応ホルダーシリーズ「タング・ターン・ジェット」で、内部給油式外径ネジ切り加工用を発売しました。
2方向からのクーラント供給で、ネジ加工で困難な切りくずの処理を大幅に改善。
インサート(刃先交換チップ)の損傷を抑えられます。
特長:
– 高圧クーラントにより、難削材でも切りくずを細分化
切りくず処理性が難しいインコネルやチタン材などの耐熱合金で効果を発揮
– 2方向からの供給により、最大限の高能率化と長寿命化を実現
耐熱合金加工において切削速度200%アップも可能
ステンレス鋼や合金鋼でも工具の寿命を延長
伸縮ノズルチューブにより確実に切削油を刃先へ供給
- 2020年5月18日
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- 2020年4月23日
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TetraMini-Cut、TetraForce-Cut は革新的な溝入れ工具。
研削級インサートを独自ポケットに取付けることで、優れた繰り返し刃先位置精度とクランプ剛性を実現。
●独自の 3 点クランプシステム
・優れた刃先位置精度を実現する独自のポケット形状
●未使用コーナを切りくずの接触等からガード
・未使用コーナは、加工中の切りくずとの接触で損傷することがなく、インサートの切れ刃全てを使用することができる
●世界初のコーティング技術である、ナノレベルの高 Al 積層被膜(AlTiN)を採用した PVD材種
・コーティングの硬度を 20% 増加
・積層構造により、微小亀裂の進行を防ぎ、インサートの損傷を抑制
・コーティング膜と超硬母材の密着性を向上
- 2020年4月23日
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- 2020年4月14日
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住友電気工業株式会社は、SEC-溝入れバイトGND型の内部給油式ホルダ「GNDM-J型/GNDL-J型」の小型旋盤用を開発し、販売を開始しました。
自動車部品など各種機械部品に多く用いられる溝入れ加工は、一般の切削加工に比べ、切りくずの排出が難しく、切りくず詰まりや加工面の不良が発生しやすくなります。また、切れ刃の幅全体を被削材に接触させて加工するため、刃先にかかる負荷が高く、工具が振動しやすい等の問題点があります。
当社の「SEC-溝入れバイト GND型」は優れた切りくず処理性能と剛性の高さにより、上記の問題を解決し、溝入れ加工の能率向上やコスト低減に寄与してまいりました。
また、近年では機械の高精度にともない部品に対する小型化のニーズが高まっているため、小物部品市場のさらなる成長が予想されます。そこでこのたび当社は、好評を博しております、内部給油式ホルダ「GNDM-J型/GNDL-J型」の小型旋盤用アイテムを拡充し、販売を開始します。小型旋盤用「GNDM-J型/GNDL-J型」は、刃物台から直接ホースレスでの給油が可能であり、切りくず処理性の向上、工具の長寿命化に加え、段取り時間の短縮を実現します。
●特長
・刃物台から直接ホースレスで内部給油が可能
刃物台との接触面に設けられた給油口が、ホースレスでの給油を可能にすることで、配管の段取り省略や、ホースへの切りくず巻き付きを抑制でき、ダウンタイムの低減を実現します。
・優れた切りくず処理性を発揮し、生産性を向上
インサートのすくい面近くに設けた給油穴から吐出される切削油が、高い圧力を維持したまま、切りくずとすくい面の間に供給されることで、切りくずを細かく分断し、優れた切りくず処理性を実現します。
・高い冷却効果により刃先損傷を抑制し、工具の長寿命化を実現
インサートの逃げ面近くに設けた第二の給油穴から吐出される切削油が、効率的に刃先を冷却し、逃げ面摩耗を大幅に抑制することで、インサートの長寿命化を実現します。
- 2020年4月14日
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- 2020年4月10日
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両面インサート式汎用肩削りカッタ「WWX400」は、強度を追求した独自開発“X形状”インサートを採用し、両面6コーナ使用可能な経済性と、さらい刃を大Rとすることで、良好な仕上げ面を実現した汎用肩削りカッタです。
このたび、アーバタイプ41アイテムとインサート8材種36アイテムを発売します。
●「WWX400」の主な特長
1.両面インサート式により6コーナ使用可能。
2.さらい刃を大Rとすることで良好な仕上げ面を実現。
3.曲線切れ刃により、底面、外周面への切りくず飛散を抑制。
4.最大インサート厚み9mmにより優れた耐欠損性とダイレクトクランプで安定したインサートの固定を実現。
5.カッタボディの曲面形状をしたインサート保持部は、インサートとボディのクリアランスを適切に確保し、インサート損傷時や切りくず擦過時のボディ損傷を抑制。
6.インサート厚みの向上により、シートレスを実現させることで、チップポケットが確保されカッタボディの刃数展開が豊富。
7. 豊富な材種展開で幅広い被削材に対応。
- 2020年4月10日
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- 2020年4月7日
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三菱マテリアルはセンタリング・面取り加工用超硬ソリッドドリル「リーディングドリルシリーズ『DLE』」に小径サイズを追加し、発売しました。
先端角90度のドリル径1ミリ―2・5ミリメートルの4アイテムで、シリーズ拡充で使用用途を拡大致します。価格は6990円(消費税抜き)。
DLEは複合旋盤や小型自動旋盤で使用するセンタリングや面取り加工などに対応したドリル。中心部の切りくずの排出スペースにより、食い付き性が向上し、良好な穴品位を実現します。二段先端角形状で、中心の強度を確保し、突発的な欠損を抑制します。
物理気相成長(PVD)コーテッド超硬材種「DP102A」を採用。潤滑性と耐熱性に優れ、低速―中速の切削条件下で優れた耐摩耗性を発揮します。
- 2020年4月7日
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- 2020年4月3日
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高生産性加工を可能とする高圧クーラント対応ホルダシリーズ『TungTurn-Jet』(タング・ターン・ジェット)に、ダブルクランプ式内部給油ホルダを拡充し、発売開始しました。
タング・ターン・ジェットは、ホルダ内部から供給されるクーラントをインサートの刃先に近い位置から供給可能な構造を採用しています。これにより、切りくず処理性が困難であった難削材などに対し、大幅な切りくず処理性の改善を可能にします。更に、ホルダ前面穴からのクーラント供給により、インサートの損傷を抑制することを可能とする高能率、高生産性工具です。
今回拡充するダブルクランプ式内部給油ホルダは、高剛性なダブルクランプ機構と内部給油を両立した汎用性に優れる仕様となっております。また内部給油の接続は、従来のホース接続に加え、既に発売しご好評頂いているDirectTungJet system(ダイレクト・タング・ジェット・システム)を搭載しており、対応するアダプタからダイレクトにホルダへ給油可能となり、操作性が大幅に向上します。
『TungTurn-Jet』(タング・ターン・ジェット)シリーズの更なるラインナップ強化により、お客様の生産性向上に貢献します。
主な特長
高剛性ダブルクランプ機構と内部給油を両立した汎用性に優れる仕様
ホース接続とダイレクト給油どちらにも対応可能であり、操作性を大幅に向上
2方向からのクーラント供給により切りくず処理性の向上およびインサートの損傷を大幅に抑制
- 2020年4月3日
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- 2020年3月23日
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テーパシャンクの汚れをゴム砥石がテーパを傷めることなく優しく除去します。
・ツーリングのテーパシャンク部は、工作機械と接触するもっとも重要でデリケートな部分です。
・ツーリングのテーパ当たりは切削や精度を左右しますのでテーパ部の定期的なクリーニングが必要です。
〇 特 長 〇
◇ 専用の特殊ゴム砥石を使用し、ツーリングのテーパシャンク部を約30秒でクリーニングできます
◇ 特殊ゴム砥石を使用しているため、テーパの精度には影響を及ぼさずサビや汚れを除去します
◇ 専用アダプタやクランパがオプションとして用意され、ITシャンク(ISO)やCATシャンク(USA)にも共用できます
- 2020年3月23日
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- 2020年3月17日
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ヘッド交換式ドリル「ドリル・マイスター」の高精度加工用ヘッド「DMPヘッド」に新材種「AH9130」を拡充し発売しました。
特徴
●再研削レスで安定長寿命を実現。工具費、工具管理コストを大幅に低減
●迅速なヘッド交換と信頼性の高いクランプ機構
・ワンアクションでのヘッド交換により、工具交換時間を大幅に短縮
・独自のクランプ機能により高い振れ精度と信頼性の高いクランプを実現
・ヘッド抜け落ち防止機構により信頼性が更に向上
●ヘッドバリエーションの追加で更に加工性能を向上
・独自のチゼル形状により抜群の食いつき性能。12D の長突出し加工でも下穴が不要
・ライフリング(ドリルの振れ回り)を抑制。抜群の穴径精度と真円度
・2つのマージンにより、穴加工中のヘッド挙動を安定化。優れた面粗度と真直性
●ドリル加工に最適化された新コーティング材種により長寿命を実現
- 2020年3月17日
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- 2020年3月12日
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三菱マテリアル株式会社 加工事業カンパニーは、自動盤・小型旋盤用超硬ソリッドドリル“WSTARドリルシリーズ”「DWAE」を発売開始致しました。
自動盤・小型旋盤用超硬ソリッドドリル“ WSTARドリルシリーズ”「DWAE」は、低抵抗で切りくず処理に優れ、自動盤・小型旋盤において安定した穴加工を実現する超硬ソリッドドリルです。
-主な特徴-
1.小型旋盤の加工スペースに合わせてフルート長さを短く適正化し、機械や被削材への干渉を防止。
2.ワーク剛性やクランプ剛性の確保が難しい状況でも、低抵抗設計なため穴あけ加工が容易。
3.独自開発のウェーブ刃形が切りくずをコンパクトに分断し、溝形状の最適化で切りくず詰まりを防止。
4.独自表面平滑化処理により、切削抵抗の低減や優れた切りくず排出を実現。
5.新開発のPVDコーテッド超硬材種「DP102A」は、潤滑性と耐熱性に優れ、特に低速から中速領域の切削条件下において優れた耐摩耗性を発揮。
- 2020年3月12日